【奈良市】船橋商店街に小さな本屋さんが開店。「ほんの入り口」。
2023年5月20日、近鉄奈良駅から徒歩8分となる船橋商店街に小さな本屋さんが開店しました。
「ほんの入り口」という名前の書店です。
昔ながらの雰囲気が残る船橋商店街の街並みに、素敵な本屋さんが加わるのは嬉しいニュースでテンションが上ります。
黒いテントに、白字で「本」という文字だけの看板が、素朴で良いですね。
店主様にご了承いただき、撮影にお邪魔しました。
白木が映えるすっきりとした店内。とても落ち着きます。
俗世から切り取られて、本の世界にいるような感覚になり、撮影を忘れてしばし、店内をウロウロしていました。
幅広いジャンルの本が取り扱われています。
奈良県立大学や奈良育英中高、奈良女子大が近くにあり、学生さんが多く行き交う場所ということもあり、
ちくまプリマー新書など、中高生の目線で書かれたライトな読み物や教養書が特に充実していました。
ネットではなかなか敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、手に取って軽く読んでみると、難しい内容も、わかりやすい文章で書かれているので、とても読みやすい。
学生の頃にこんな本屋さんが近くにあったら、嬉しいでしょうね。
奥の部屋は、絵本や児童書、店長様達の愛読書が販売されています。
選書のセンスが私にクリティカルヒットと言いますか、これが本屋さんの魅力なのかもしれませんが、今の自分に必要だと訴えかけてくれる本とたくさん出会えました。
今回は家族用に三冊購入。
大型書店やネット書店では出会えなかった本と出会えてホクホク顔になりました。
本に対して店長様からアドバイスをいただけるのも小さな書店ならでは。
店長様は開業前は、大阪の大型書店で働かれていたそう。
とても話しやすい方で、ついつい長居してしまいました^^
店名の通り、これから本を読んでみようという方、或いは本を読む機会がなかなか無かった方にぴったりの書店です。
学びたいとき。或いは日常にちょっと疲れた時。
ふらっと立ち寄ればヒントをくれそうな素敵な場所が奈良市に誕生しました。
「ほんの入り口」の場所はこちら↓