【奈良市】ホテルだけではなく、ミュージアムも! 旧奈良監獄が「奈良監獄ミュージアム」として2026年4月開館
般若寺町にある重要文化財「旧奈良監獄」が、星野リゾートの保存活用事業によって、2026年4月27日(月)に「奈良監獄ミュージアム」として生まれ変わります。

※プレスリリース
コンセプトは 「美しき監獄からの問いかけ」。
監獄建築の美しさや歴史を伝えると同時に「訪れる人が、自らと対話し、生き方をも見つめ直すきっかけを提供する、新たなミュージアムのあり方を目指されるとのこと。

※プレスリリース 中央看守所
監獄という「規律」が支配する空間での「問いかけ」を受けて、自由について考えを巡らす体験を提供したいという思いが込められているそう。
奈良監獄ミュージアム 三つの特徴
1. 建築そのものが最大の展示
西洋の装飾様式を取り入れた重厚かつ美しい赤レンガ建築を間近に体感できます。

※プレスリリース 外観
2. 世界的クリエイターが監修
アートディレクター:佐藤卓 氏(「デザインあ」総合指導者)
展示監修:アドリアン・ガルデール氏(ルーヴル美術館ランス別館などを手がけたクリエイター)
建築遺産を現代的なミュージアムとして再構築し、来館者に多角的な「問い」を投げかけます。

※プレスリリース 外観
3. 三つの展示棟
A棟:歴史と建築
奈良監獄や日本の行刑史を学ぶエリア。

※プレスリリース
B棟:身体と心
被収容者の生活や規律を体験的に知るエリア。

※プレスリリース
C棟:監獄と社会
アーティストによる表現を通じ、多様な視点で監獄を考えるエリア。

※プレスリリース 展示エリア イメージ
ホッと一息つき、余韻に浸るカフェ&ショップも
カフェでは、明治時代の洋食文化を取り入れたオリジナルカレーパンやチーズケーキが提供されるそうですよ!

※プレスリリース オリジナルカレーパンとご当地ソーダ
ショップでは、オリジナルグッズをはじめ、全国の刑務所で作られた刑務所作業品のギャラリーを併設し、販売さるのこと。

※プレスリリース オリジナルグッズ イメージ
歴史を感じたあとは、食や買い物で余韻に浸れそうですね。
開館情報
さらに2026年中には、ラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」の開業も予定されています。
日本に現存する唯一の「明治五大監獄」、旧奈良監獄がミュージアムとして蘇ります。
美しい赤レンガ建築に触れながら、歴史を学び、自分自身の生き方を考える体験ができる新たな文化拠点。2026年春、奈良観光に欠かせないスポットとなりそうです。
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