【奈良市】貴重な近代産業遺産。「旧大阪電気軌道富雄変電所」の取り壊しが始まったそうです。
富雄の「旧大阪電気軌道富雄変電所」の取り壊しが始まっているという情報提供をいただきました。
近鉄富雄駅のホームからよく見えるレンガ造りの重厚な建物。
写真もいただきました。
西側からは変わっていませんが、東側から重機で解されている様子が映っています。
1914年(大正3年)に近鉄の前身「大阪電気軌道」によって建設され、1970年に役目を終え、改装されたそう。
昭和50年頃には、「ハンディマン富雄店・クラフトスクール」に。
平成7年には既に空き家となっていたそうですが、道路拡幅に伴い一部解体後、「フレンチレストラン ビアン・シュール富雄店」となった後、閉店し、再び空き家となっていました。
レンガ造りの建築物と言えば、奈良市では「旧奈良監獄」とこちらの建物が思い浮かびますね。
当時の面影を残す貴重な産業遺産でしたが・・・残念です。
工期は2024年9月30日までを予定しているとのことですので、機会がある方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※情報のご提供ありがとうございました。